フリーランス妊活

32歳のフリーランス妻が不妊治療をしながら思ったことをつらつらと書きます。

病院に行き始めるまでのこと①結婚〜子作り開始

結婚したのは今から3年前、2014年の秋だった。

 

妊活を解禁したのは2016年の冬のことだ。

 

結婚してから少しタイムラグがあるのは、「2人の生活を楽しみたいから」というよくある理由ではない。結婚する一年半前から同棲していたから、2人の生活はかなり楽しんだ。たくさん美味しいものを食べ、美味しいお酒を飲み、旅行にも行っていたのだ。

 

子どもにあまり興味がなかった、などということでもない。結婚した当初から子どもは欲しいと思っていた。「この人の子どもを産み育てたい」と思ったのも結婚の決め手の一つだった。

 

そうではなくて仕事やその他のことで「自分の人生でケリをつけなくてはいけないこと」「おそらく今しか…子供がいないうちしかできないだろうこと」を片付け終わったのが2016年12月のことだったというだけだ。

 

義実家は私の決断を快く応援してくれ、本当にありがたかった。

 

2017年の正月に義実家に帰省したとき、私は90近くになる主人の祖母に「曽孫をお待たせしてごめんなさい。今年こそは頑張ります」と言ったところ、義祖母は「お父さんとお母さん(義両親)に、子どものことは○○ちゃんには言っちゃいけないって言われてたんだけど」と答えた。

 

主人は「祖母は悟りを開いているから、祖母のことなど気にしなくても良い」と言う。

 

しかしそういった配慮ゆえの口止めがあったということは、私たちがいないところでそういった話題があったということでもあり、義祖母は曽孫を楽しみにしているということだ。

 

闘病中の義祖母にとって、何かの希望があるということは生きがいになりうるだろうし、そういった意味では完全な悟りなど開かない方が良いのではないかという気もする。

 

決して重荷と感じているわけではないが、何日かに一回はそのことを思う。