フリーランス妊活

32歳のフリーランス妻が不妊治療をしながら思ったことをつらつらと書きます。

D15 2度目の人工授精

2度目の人工授精だった。

私が寝坊をした以外は手慣れたものだった。

10:00過ぎには終わり、早々に帰宅した。

軽い昼食をとり、抗生物質を飲んで、今は仕事に向かっている。

 

内診台に座っていると名前を呼ばれた後に小さな「成績表」のようなものが渡される。

学生の頃に定期試験の得点が書かれたこういう小さな紙が配られたなと思い出す。

 

「この間より断然いいですよ。一億三千万」

 

普段は淡々とした医師だが、今日の口調はなんとなく楽しげだ。

 

渡された紙を見ると、濃縮後の運動精子濃度のところには、たしかに13000万/mlと書かれている。

前回は1200万だったのだから、10倍だ。

 

こんなことあります?と尋ねると「普通はこんなに変わらないんだけど、まぁ波のある人というのはいます」との答え。

 

10月から飲んでいる漢方の効果がようやく出たのだろうか。

 

帰宅してこの旨を夫に告げ、「見た目でわかった?」と聞くと「全然わからなかった」とのこと。前回おおよその濃度を予測できたように見えたのはたまたまだったらしい。

 

このように夫側がいいコンディションだった一方で、私の卵胞が大きくしかも内膜が薄い周期だったことにタイミングを合わせることの難しさを感じる。