フリーランス妊活

32歳のフリーランス妻が不妊治療をしながら思ったことをつらつらと書きます。

人工授精1回目

人工授精1回目。

 

7時に起きて身支度をする。

8時に夫を叩き起こす。

二度寝しないことを確認して家を出る。

私がいては精液を採取しにくいだろうと気遣ってのことだ。

夫は私が家を出てから採取し、9時までに病院に持ち込む。

私はカフェで時間を潰す。

 

夫から9時10分前に連絡が来る。「9:45だって」

その間に夫の精液は濃縮される。

9:45に私は病院に行く。

呼ばれたのは9:55頃だった。

特別な部屋ではなく、いつもの診察室。超音波の時と同じ内診台で行われた。

 

いつもと少し違ったのは念入りに名前を確認されたことくらいだ。診察室内で三回名前を確認された。

 

夫の検査結果は
精液量 5.0ml
精液濃度 1500万/1ml
運動率 40%

 

「量は多いけど濃度がイマイチだね」
…確かに。二回の精液検査の間くらいの結果なので納得ではあるのだが。
(ちなみに帰宅後夫にそれを伝えたところ「間くらいの感じだと思ったんだよ」とのこと。なぜわかるんだ。)

「運動精子濃度1200万/1mlまで濃縮したやつが入ります」
「ありがとうございます(?)」

咄嗟にありがとうございますという言葉が出たが、それもなんとも奇妙だ。

 

卵管造影の時と同じようにカテーテルで入れるが、卵管造影ほどは痛くない。

ただ、無痛ではなかった。出血も少々あった。

数十秒で終わり、数分腰を高く上げた状態で時間を置き、それでおしまいである。

 

あっけなかった。10:03には診察室を出、10:12にはクリニックを出た。

 

週明けに排卵したことを確認するために再度通院しなくてはならないらしい。

それから卵管造影の時と同様、感染防止のために抗生剤を二日服用するんだとか。

 

成功率は10%ほどだというので、期待せずに待ちたいと思う。