転院、ところが(7w6d)
分娩ができる病院に紹介状を持って行き、転院した。
3時間待ち。
長かった。
人気のある病院で初診の患者は予約が取れなかったから仕方がない。
3時間待った結果診察室に通された。おそらく30代の男性医師である。
問診票に目を通し、薬(抗アレルギー薬)について質問する。
と、妊婦が飲んでも良いものかどうかの確認を取ってくれるのだが…。
確認が遅い。
かかりつけの内科医はどの抗アレルギー薬が妊婦が飲んでもOKなものか覚えていた上、手持ちの「妊娠と服薬」というような専門書でもあっという間に該当ページを開いて示せた。
不妊クリニックでは、妊婦が飲んでも大丈夫か問い合わせの多い薬は一覧表にまとめてあって医師や看護師から見える(患者からは見えない)位置にまとめてあった。
が、その産科医師は二冊の本で確認を取ろうとするものの、片方では調べられずもう片方でも時間がかかった。(ザイザルが2010年に認可された比較的新しい薬かもしれないとも思ったが、8年経つのでそれはないと思いたい)
気を取り直して内診。ところが。
CRL6.9mmという。
えー!3日前より3mm縮むって何!?誤差にしても、2/3って!!週数は大きさから換算すると6w5dという。流産すると胎児が母体に吸収されて小さくなることはあるようだが、今の段階でそれはない。
ググってみると、不妊治療クリニックから転院してサイズが小さくなったor日にちが経っているのにサイズが変わらないという人は結構いるようで少し安心したようなしないような。
そして衝撃の一言。「心拍はあるんですけど、遅い(110bpmくらい)のが気になります。本当はこの時期140くらいないといけないんです。このまま止まってしまうかもしれない」ということ。
結局、1週間後に再診ということに。
本当は良くないと分かりながらググりまくると、回復した人もいればそのまま心拍が止まって稽留流産になった人もいるようだ。まぁそれはそうか。
ショックを受けて泣く私を思い切り甘やかして至れり尽くせりで色々してくれた夫には頭が上がらない。
2日経ってようやく平常心を取り戻す。
本当は「ヒヤヒヤしたなぁもう!」となる(つまり次回の診察では何のことなく成長している)のが一番嬉しいことではあるが、流産してしまったとしてもそれはそれで仕方ない…仕方ないとまでは言えないとしても、2、3日泣いたら前を向けるような気がする。
こういうときに一番傷を広げるのは、必死で何かにすがろうとすることだ。
ほんのり祈りながらも、待つしかない。こじつけた解釈で安心を作ろうとすると泥沼である。