フリーランス妊活

32歳のフリーランス妻が不妊治療をしながら思ったことをつらつらと書きます。

『先生!私は妊娠できますか?』

 

先生!  私は妊娠できますか?

先生! 私は妊娠できますか?

 

不妊治療を始める前、「事前にある程度知識があった方がいい」と思って

この本を購入して通読した。

 

もちろんこういう時代だからウェブ検索をしても必要な知識は得られるわけだが、

書籍と比べ知識の取捨選択が必要であり、宣伝や口コミに惑わされやすくなってしまうため、

まずは一冊読み終えてから不足分をグーグル先生に教えていただくことにしたのだ。

 

なぜこの本を選んだかというと、最近出版された本であり、一通りの前提知識が網羅されており、

他の本にはあまり書かれていない「クリニック側の事情」のようなものまで触れられていたからだ。

ちなみに私は自分が読んだことのないジャンルの本は極力店頭で手にとって中身を確認してから買うことにしている。

 

読みやすかったためその日のうちに読み終えた。

主人の枕元にも置いておいたところ、早々に読み終えてくれた。

ちなみに主人はこの対談を模した形式が気に入らなかったようだ。

 

結論として、治療前に本を読んでおいて良かったと思った。

通院し始めてからの医師の説明だけでは全体像がつかめなかったと思う。

ゆっくり全員の患者に治療や検査の流れやその裏にある細かい原理までは説明している時間が無い、というのが病院側の現状なのではないかと思う。

(それをやっていたら待ち時間がもっととてつもないことになっていただろう)

 

検査が進むにつれ、聞きなじみのない単語が出てきたときにもこの本の該当箇所を読み返すと「そういうことだったのか」と早々に解消できる。

 

主人と前提知識を共有する上でもこの一冊は便利だった。

検査の結果や医師の説明を伝える上でやりとりがスムーズになる。